BodyTalkとキネシオロジー(3)
- 2010.09.30 Thursday
- 21:45
BodyTalkとキネシオロジーはどう違うのかという話の3回目です。
これまでは「クライアントの身体に聞いているのではない」ということと、
症状には焦点を当てず、プロトコール・チャートによって優先順位を確かめていくことについて書きました。
今回は「タップ」についてです。
キネシオロジーではインディケーター筋テストで、出てきた結果に対して、
主にインディケータ筋テストが陰性になるように、何らかの処置をします。
処置は神経リンパポイントの刺激であったり、オンサの振動であったり、何らかのレメディであったり、
カイロプラクターであればアジャストメント、鍼灸師であれば刺鍼であったりと様々です。
どういう問題かによって処置する内容が変わるわけです。
これは外部から身体が必要としている物質なり刺激なりを与えるということを前提としていますが、
これに対してBodyTalkでは基本的にはタップしか行いません。
出てきた結果に対しては、その結果に基づき頭部をタップすることで脳に伝達し、
結果本人の治癒力によって本人が自ら癒していくのです。
この場合、身体の青写真に近づく修正であるため、修正のしすぎは起こりません。
脳はどこまで自分を治せばいいかわかっています。
怪我をしたとき、治りすぎて傷跡が膨れ上がったりしないのと同じです。
人間の知識に基づいて、これが良いというのは、必ずしも身体にとって最適とは限りません。
常に人間の体はよりよい状態になりたがっており、そもそもそうなる力を持っているわけですから
それを促進するだけという考え方なのです。
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